◆2月7日(土)19:00〜 ファイナリスト第2組
・小林 萌(日本) 『 ens 』 Moe Kobayashi (Japan)

振付・出演/小林 萌
Choreography and Dancer: Moe Kobayashi

<振付家コメント>
境界が曖昧になって行く現代において生身の体の存在について問う。

<芸術監督コメント>
最初にエントリー画像を観たとき、彼女の身体の切れに驚いた。この鋭い動き、凛とした腰の落とし方はダンサーのそれではない。その後、プロフィールを見て納得した。そこには「5歳から始めた空手で黒帯を持ち、武道と舞踊をルーツにもつ」と書かれていたのだ。なるほど、それなら納得できる。その動きに強靭な想像力が入り込んだとき、こんな作品が誕生する。これから先が楽しみなダンサーである。

ジャスティン・リー(香港)
『Does My Body Represent My Whole Self?』

振付/ジャスティン・リー
出演/フェリックス・チュン


<振付家コメント>
<私の身体は私のすべてを体現しているのか?>
身体は空っぽの殻のようで、そこに宿る魂とはわずかにずれています。孤独と変容が絡み合い、脆さが静かな強さを露わにしていく。それは、真の糸で織り成された繊細なタペストリーのようです。

<芸術監督コメント>
ジャスティンもまた二度目の参加である。私が彼女の作品を初めて観たのは2020年1月の香港。催涙弾の煙と匂いが立ちこめる街中で、機動隊と市民がぶつかり合うという異常な緊張状態の中で上演された彼女の作品は、まさに危機感溢れるものだった。今回の作品は、そんな興奮状態からは一歩身を引き、自分自身と真摯に向きあう作品となっている。あれから6年の歳月が流れたのである。

・小松﨑 結友/三木 麻衣 (日本)  『カフネー』

振付・出演:小松﨑 結友/三木 麻衣

<振付家コメント>
「カフネー」とはポルトガル語で、家族や恋人、ペットなど、愛するものを撫でる、髪にそっと指を通すしぐさのこと。それは、互いを感じる、言語的なコミュニケーションを越えた、すてきな「ダンス」だと私は思います。  

<芸術監督コメント>
まさに「カフネー」な作品である。このようなデュオ作品は互いに密接に絡み合って踊るコンタクトムーブメントでスキルを見せる方向に向かうか、あるいは叙情的にベッタリとした私的表現になってしまうかのどちらかが多いのだが、二人はギリギリのところで互いの距離をとり、そしてまた自身の感情からもは距離をとることに成功している。

・パク・スヨル(韓国)  『Glass Woman』

振付/パク・スヨル
出演/ソ・ジョンビン、ペク・チャンヤン、ペク・ソンファ、ナム・ヒギョン
 

<振付家コメント>
もし身体がガラスでできていたなら、何も隠せないだろう。  

<芸術監督コメント>
パク・スヨルは2023年に続き二度目の参加である。スヨルは群舞の振付がとても良い。バラバラに踊っていたダンサーがスッとユニゾンに入ったかと思うと、それが型になる前にまたスッとズレていく。今回の作品はジェンダーに焦点を当てた意欲作で、マスクや便器の使い方など意表を突いた作品になっている。

・トーマス・ヌーン(イギリス/スペイン)  『After Party』

振付・出演/トーマス・ヌーン

<振付家コメント>
ブラジル人アーティスト、アンドレ・メロの驚異的な人形を称え、無生物に命を吹き込みたいという私たちの欲求を巧みに操る「アフター・ザ・パーティー」は、遊び心と詩情にあふれた、私たちの二面性と内なる対話を描いた作品です。  

<芸術監督コメント>
トーマスは人形を操りながら踊っているのではない。彼は自分自身と対話し、自分自身に見つめられているのだ。お前は誰だ。お前はいったい何者なんだ。彼は彼自身からそのように問いかけられている。その答えは出るのだろうか。




【チケット】
国際舞台芸術祭『踊る。秋田』~メインフェスティバル~
2025年12月1日発売開始!

一般前売り 3,000円 当日券 3,500円
会員券 2,500円 高校生以下無料(要予約)
二本通し券 5,000円 全公演通し券 10,000円 ダンス週間通し券 7,500円

【取り扱い】
魁News Café TEL.018-874-8171 、
ココラボラトリー TEL.018-866-1559


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