国際舞台芸術祭『踊る。秋田』Vol.10メインフェスティバル

通年開催に移行した国際舞台芸術祭『踊る。秋田』は、~春~、~秋~編に続いて来年1月からメインフェスティバルを開催します。
開催期間を「演劇週間」と「ダンス週間」の二つに分け、「演劇週間」には~秋~編に登場したウンゲツィーファを再度招聘、同劇団の評価を不動のものにした名作『8hのメビウス』を上演します。
さらに、「ダンス週間」は「国際ダンスセレクション」と銘打ち、スペイン、フランス、イギリスをはじめとする世界各国の精鋭たちの作品を招聘。海外ゲストもハンガリー、ブルガリア、コスタリカなど、世界各国から多数来秋し、「世界の文化交差点」としての秋田が熱く燃え上がります。

開催期間:2026年1月31日(土)~
     2026年2月8日(日)
会  場:アートボックス卸町





あらすじ


「おまえもおれも、あんたもわたしも。メビウスの輪の最中で。」

コミネは勤めていた「合同会社メビウス」を辞めた。アルバイトのシバタとの諍いが原因だ。
元々会話も少ない妻にはバレる気配もなく、会社に行くふりをしてウーバーイーツをやりながら私 人逮捕系YouTuber「ワロボロス」の動画を見ていた。 シバタもメビウスのバイトを辞めた。
50歳にして自営業をリタイアした後、メビウスのバイトは暇つぶし程度にやっていただけだった。
娘と一緒にキャンピングカーでの日本一周の旅をすることが夢だが、妻と離婚してからずっと嫌わ れている。
メビウス社員のサカヅキは急な人手不足に途方に暮れた。

メビウスの仕事は、帯状の長い物体を八の字巻きで巻き続ける仕事だ。
巻いたものは出荷されて、ぐちゃぐちゃになって戻ってくる。それをまた巻く。巻き続ける。
生産性もやり甲斐もない労働をやり続けて生きる人々の、世界を俯瞰する余裕もなく、 目の前にあるものを奪い合う蠱毒のような日々と、最果てで見つめる小さな光の物語。



佐々木敦(評論家)
スタジオ空洞にてウンゲツィーファ『8 h のメビウス』初日。2 時間2 0 分の大 作だがどんどん盛り上がって時を忘れた。とにかく面白い! そして切なく て深い! 何度も言ってるように僕は本橋龍の演劇作家としての才能を疑っ たことは一度もないが、更に上に跳んだ、戯曲を超えたドラマをいたな、傑 作! **

坂口恭平(建築家、作家)
ウンゲツィーファの演劇では、いつも⾃分が⽣きてて何気なすぎて記憶に 残していないほうの部分を⽬の当たりにすることになる。そんな空間を、 同じ現実の中で、僕が⽣きているのに経験できるのは、とんでもないこと なんじゃないか。
**
徳永京子(演劇評論家)
ウンゲツィーファ『8 h のメビウス』。帰り道に体がフワフワするくらい素 晴らしかった。登場⼈物全員が、それまでの⼈⽣経験から導き出される⾃ 分の正しさと最善を選んでいるのに、周囲にいるほとんどの相⼿に理解も 尊重もされない。あふれる⼀⽅通⾏の⽮印の多彩さと、そのディテールの 確かさ。さりげなく語られる登場⼈物の過去や内⾯が、年輪のようにみっ ちり⾁体化されていて、短いエピソードに終わっていない。これが書ける劇 作家がどれだけいるだろう。いや、俳優の⼒もある。出演者は全員いいけ ど、近藤強の⼤きな体躯とつぶらな瞳がもたらす化学反応が今作最⼤の⾒ どころでは。彼の圧、異物感が、作品世界の価値観を⼀⽅に定めず、今よ り良い場所に⾏きたい⼈たちの⾮喜劇を、⻑い時間軸としても成⽴させて いる。


【チケット】
国際舞台芸術祭『踊る。秋田』~メインフェスティバル~
2025年12月1日発売開始!

一般前売り 3,000円 当日券 3,500円
会員券 2,500円 高校生以下無料(要予約)
二本通し券 5,000円 全公演通し券 10,000円 ダンス週間通し券 7,500円

【取り扱い】
魁News Café TEL.018-874-8171 、
ココラボラトリー TEL.018-866-1559


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